東京都豊島区は7日、庁舎ビル内に認可保育所を誘致すると発表しました。12月には個別に自宅などにベビーシッターが出向く形で保育してもらう「居宅訪問型保育」の利用を待機児童にも広げます。

 認可保育所は超高層マンションと一体の現庁舎ビルの2階に2017年4月に開設します。定員は0~5歳までの60人。運営は区内で実績があるグローバルキッズ(東京・千代田)が担います。

 居宅訪問型保育の待機児童への拡大では保育大手のポピンズ(東京・渋谷)がスタッフを派遣します。一般に高額な費用がかかるベビーシッターを平均月額3万5千円とされる認可保育料で利用できます。従来は重い障害児などに限られていました。定員は今年度10人、17年度は80人に増やします。

 区の待機児童数は13年度の270人をピークに徐々に減り、16年度は105人。保育所整備に力を入れてきたためですが、整備するほど潜在需要を呼び起こす側面もあります。